医療用医薬品の開発及び承認申請資料の作成において、特に品質分野では、ICHガイドラインの整備や薬局方のハーモナイゼーションの進捗により、グローバル化が顕著に進んでいます。一方で、科学技術の進歩に伴い、医薬品の形態は多岐にわたり、開発研究や製造管理はその複雑さを飛躍的に増しています。また、海外の製薬会社及び海外の製薬会社からの導入を検討中の国内製薬会社にとっては、日本特有の要求事項や言語の壁もあり、日本における医療用医薬品の開発及び承認申請資料の作成には、依然として高いハードルが存在します。このような状況で、日本における医療用医薬品の開発及び承認申請を計画している製薬会社を微力ながらお手伝いできればと考え、ＪＡＰＡＮ　ＣＭＣ株式会社を設立いたしました。私は、中堅から大手の複数の外資系製薬会社の日本法人で、15年以上にわたりＣＭＣ薬事部門で専門職及び管理職としてキャリアを積んだのち、日本で幅広い分野をカバーする薬事コンサルタント会社の草分け的存在である株式会社IDEC（https://idec-inc.com/）（現 Eliquent ジャパン株式会社）で７年余りにわたり、シニアコンサルタント及び部門長としてその職責を担って来ました。これらの職歴で得た経験や知識を生かし、品質分野における開発戦略の立案から承認申請資料の作成、審査対応、市販後の変更管理まで、あらゆる場面で製薬企業様の力になれるものと考えています。

ＪＡＰＡＮ ＣＭＣ株式会社
代表取締役 宮本　武